さあ、いざ入稿だ。
発注書を書くぞ〜と印刷所の料金表を見ていて
1ランク上の部数でも数千円しか差がないのに気がつき
「それなら一つ上の部数で刷っちゃおうかな〜
もしかしたら売れるかも知れないし〜
うへへうへへ」とか考えてしまう。
徹夜明けの朦朧とした脳みそで
フラフラーと予定より多い部数を発注してしまう。




           r'丁´ ̄ ̄ ̄ ̄`7¬‐,-、           /
        r'| |          |  |/  >、     /
        ! | |          |  |レ'´/|       |   待 て
        | | |   /\   |  |l  /⊂う    |
        | | |__∠∠ヽ_\ |  リ /  j     ヽ   あ わ て る な
        |´ ̄   O   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`!      〉
        l'"´ ̄ ̄ヾ'"´ ̄ ̄`ヾ::幵ー{       /   こ れ は 孔 明 の 罠 だ
        ⊥,,,,,_、    ___,,,,,ヾ| l::::::|      |
         lヾ´ f}`7   ヘ´fj ̄フ  | l::i'⌒i    |
         l ,.ゝ‐イ    `‐=ニ、i | l´ ( }    ヽ
         l     {         U | l 、_ノ    ∠ヘ
        l   / ̄  ''ヽ、   | l ヽ_       \,_________
           !  ハ´ ̄ ̄ ̄`ト、  |亅〃/\
        ,人 f ´ ̄ ̄ ̄``ヾ  j ,!// {_っ )、
      // `ト、__iiiii______,レ'‐'//  _,/ /スァ-、
    ,.イl{ { 々 !/´しllllト、 ̄`ヽ、 // /´,.-、 /彑ゝ-{スァ-、
  ,.イ彑l l > ゞ く l 〃 l|ハ.lヽ、 ハVゝヽ二ノ/ゝ-{、彑ゝ-{、彑ァ-、
,.イ彑ゝ-'l l ( (,) レシ′   !l `ソァ'´    _ノ7{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑{
ュゝ-{、彑l l  ` -イヘ      !l // /⌒ヽヾ/_ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、
 {、彑ゝ-'l l f⌒Yハ ',    !l/ / ヽ_う ノ /-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ
彑ゝ-{、彑l l{ に!小 ヽ   /!l /   ,/ /彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、





みなさん徹夜明けの料金表には気をつけましょう。



……って、これ前のエントリーの不思議の中に加えりゃ良かったなあ。

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というわけで用語としての「神」の説明をしたところで、私の神の話をしましょう。


私が神と出会ったのはかれこれ15年ほど前の事でしょうか。初めて神の作品と出会った時の衝撃は忘れられません。泣くでもなく笑うでもなくその才能に嫉妬するでもなく、「何なのこの人のこの作品…」とただただボーゼンとしてしまったことを覚えています。ちなみに初めて神の作品と出会ったのは神ともう一人の合同誌だったのですが、その合同誌の相手のもう一人とは後に友達になり今でもつきあいがあったりします。彼女にとってもその人は神だったようで、合同誌を作った時は本当に緊張したと後に語っていました。


そうなのです。その合同誌相手と友人になってしまったわけで、実は神ともそのジャンルでちょっとした知り合いのような状態になってしまっていました。知り合いになろうがなんだろうが神は神。神が私に気さくに話しかけてくれるたびに「あなたは神なんだから私なんかとしゃべったらダメなのよ〜」と妙に焦ったり緊張したりして私は神とどうしても打ち解ける事が出来ませんでした。そしてその度に「神に失礼な事をしているなあ」という申し訳なさで凹んでしまうのでしたが、どうしても私は自分にある神との間の壁をなくすことが出来ませんでした。


私は神の本が欲しい。神の作品が読みたい。ていうか読まないと死ぬ。というわけでその後神がどのジャンルへ行こうとも私は追いかけました。神のはまったジャンルで神の同人誌を読んだ後にその影響で原作に手を出すなんてこともザラでした。神とは顔見知りになってしまったこともあり、神が大変気さくな性格だったこともあり、私が神のスペースに行くと「わー夜沙さん〜」といつも笑顔で新刊を下さいました。私はその好意を無碍に遠慮するのにも、かと言って当たり前に受け取るのにもどちらにも抵抗があり、毎回差し入れにそれなりのお菓子を買って持って行ったりしたものでした。


私にとって神だった人はすばらしい才能の持ち主でした。昔から私以外にも多くの信者を抱えているようでした。そして世間もそんな逸材をほっておくわけはなかったのです。
神がとあるジャンルにハマった時、そのジャンルが大ブレイクしたのをきっかけに神も大ブレイクしてしまったのです。神はあれよあれよという間に壁になり、本物の神になってしまいました。問題はそれからです。神のスペースに行こうにもそこは長蛇の列。神の本を手に入れる為に並ぶことは決して苦ではありませんでしたが、そうしてスペースにたどり着くと神に「なんで並んでんの?水臭いな〜」と言われて新刊を押し付けられてしまうのです。だからと言ってそんな列が出来ているところに横からスペースに「○○さーん」なんて行って並んでいる人の列を横目にのうのうと新刊ゲット出来るほどに私の心臓は強くはありませんでした。神がスペースにいないのを見計らって並んでも、並んでる最中に神が帰ってきて見つかってしまう可能性もあります。列がなくなる頃を見計らって行ってみたりもしましたが、すると今度はすでに完売で泣く泣く帰路につくことになり、しかし「午後から行くから私の分取って置いてね!」なんて頼めるほど仲良くもありません(いや、頼んだらきっと神は快く取って置いてくれたに違いないのだけれど……)。困り果てた私には、神に面の割れていない友達に頼み込み、影武者として列に並んでもらうしか方法がありませんでした(しかしその後その友人も神の信者になってしまったので、それはそれで良かったんだけど)


幸いな事にそんな苦労の時代は長く続きませんでした。神はスカウトされ商業作家になってしまったのです。
神は商業で忙しくなり同人誌から離れてしまいましたが、今、私は簡単に本屋で神の作品を買う事が出来るようになりました。ありがとう神に目をつけスカウトしてくれた編集の人!おかげで私は今こんなに楽チンだよ!


とまあそんなわけで、上記の経験から私が言えるアドバイスは
「本当の本当に神と呼べるほど好きな作家とは下手に知り合いになってはいけない」これです。


上記の例はまだ神相手ということで私の腰が引けていた為にそれほど仲良くならなかった&神があっという間に商業作家になってしまったというだけマシでした。好きな作家さんと仲良くなり〜その後仲たがいして疎遠になり〜人としてはもうつきあいたくはないけれど作品は読みたいのよ〜〜〜でもスペースに行って顔をあわせると気まずいのよ〜〜〜という事も長い同人歴の中で幾度かあり、その度に「作品が好きな人とはあまり近づかないのが良策だよなー」と思い知らされたものでした。しかしそんな事は言ってもそもそも同人誌界、知り合うきっかけがまずお互いの作品だったりするので、好きな作品を書く人を避けて通るというのは完全に孤高を保つようなもので難しいんですよね実際


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前回のエントリーで「後輩に何も教えられなかった」とか「こういうBlogなどで少しでもそれが出来ればいい」みたいな事を書きました。んなわけで今回は私の実体験から学ぶお役立ち年寄りの冷や水アドバイスを書いてみたいと思います。


それは去年の年末、私は冬コミあわせの原稿を描こうとしていました。それがいざネタを考えているうちに筆がのったというか調子くれちゃったというかまあそんな感じでプロットをたてネームを切ってみたら思いの他の長編になってしまったのです。「今から描くとして、ページ数から逆算するとどう考えても間に合わない」そう判断した私はその時、別の小ネタの短編に新刊原稿を切り替えました。
よくある話です。

それで終えておけば良かったのですが、せっかく描いた長編ネームで新刊が出せなかったのがやはり心残りだったのです。ペーパーやサイトに「今回間に合わなかった長編は春までにがんばって描きたいでーす☆ちなみにタイトルは××でこんなあんなな内容で実は表紙はもう出来てるんです〜……」なんて、ちょっと予告めいたものをかいてしまったのです。
こんなのもよくある話です。

ご想像の通り、春までにその原稿は仕上がりませんでした。というより、ネームの気に入らない箇所の手直しとかしてたらだんだん辻褄あわなかったりわけわかんない事になってしまって途方にくれる事態に陥っていたのです。春のイベントのペーパー及びサイトのトークでは言い訳&夏コミには必ず出します!と意気込みを語ってみました。意気込みを語って己を鼓舞せねばならないというのはかなり追いつめられている証拠です。が、それには気がつかないフリをしていました。
とってもよくある話です。

ここまで読まれた方が100%予想されている通り、夏コミでもその本は出ませんでした。てゆーかーもーそんな原稿見るのもイヤだ状態で、別ジャンルに浮気して浮かれてました。人はそれを逃避と呼ぶのでしょうか。しかしサイトやペーパーにその心情を正直に書く勇気はなく、また心の奥底にはまだその長編原稿をちゃんと仕上げたいという気持ちもくすぶってはいるので「秋には必ず!!きっと!!絶対出します!!」と言い続けつつ夏は終わって行きました。
あーもーよくある話です。

気がついたらもう9月も終りです。秋です。10月のイベント目の前です。原稿?白紙にきまってるじゃないですか。ネームは出来てるけどあちこち直しつつ放置しちゃったんで今更ワケわかんないですよ。描くなら最初から描きなおすしかありませんよ。秋のイベントを前にして読者の方からメールが来ます。きっと原稿でお忙しいここと思いますだとか、楽しみにしてますだとか、がんばって下さいだとか、絶対買いに行きますだとか。ありがたいです。嬉しいです。作家冥利につきます。でも、私のうわ言のような予告など忘れてなかったことにしてくれたらもっと嬉しいです。ていうか、いつまでもそんな事覚えてんじゃねーよこのボケ!サイトの予告が更新されない時点で空気読めよハゲ!あれだろ?それとなく察してるからこそメールよこすんだろ?いつもは感想メールもなんもくれないくせによォこのタコ!もー俺はあんな1年も前の腐ったネタ見たくも描きたくもねえんだよ!忘れたいんだよ!無かったことにしたいんだよ!だからお前らも忘れろよ!!スペース来んなよ!!例の新刊は?って聞くなよ!!あーもう!!あーーーもお!!!!悪かったよ!悪うござんしたよ!!「ごむぇんなすわあぁぁいいぃぃ!!」(←モ●タ○ス風に絶叫)
……はい、本当によくある、ありがちすぎて涙出そうな話ですね。


今回の先輩からのワンポイントアドバイス
「長編(続き物)は最後まで描いてから予告をしよう!」

でも私は知っています。こう言われても、わかってはいても、きっと必ず同じ過ちを犯すであろう事を……。

ちなみにこの話はノンフィクションです。現実に私は今、追いつめられた可哀想な自業自得の子羊です。きっとこのエントリを読んだ中にいる、同じ経験を持つ多くの人たちは「あーあるあるww」と笑いながらも、心の中で同情の涙を流してくれると信じています。


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2005年04月09日
有言実行
無言実行が一番かっこいい。
それが出来るのは真に自分に厳しく出来る人だけ。
だからそれが出来ない人は有言して自分を追い込まなければいけない。
しかし有言実行でも実行出来たのなら十分かっこいい。

有言不実行はかっこわるい。
そして無言不実行は他人にはわからないから情けなくて惨めだ。

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このページは同人誌・オタク・腐女子系話題を取り扱っています
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