2007年07月07日
表現規制の現状2007夏
今までは男性向けでの問題だとばかりに取り上げられ女性向け同人誌ではほとんど問題になってなかった「表現規制」(端的かつ簡潔に言えば「ちんこまんこはどこまで描いていいのか問題」)ですが、昨今赤ブーブー通信社のイベント「コミックシティ」においても18禁表示POPが配られたり、表紙に成人向け表記を入れるようサークルに対しての要請があったりと、女性向けでも「対岸の火事」とのん気にしていてはいけないのだ(当たり前と言えば当たり前なのですが)という空気になってきています。

 とにかく、モノを描くのはダメ(輪郭が分かるだけでも、そこにそれっぽいものがあるように見えるだけでもダメ)。結合が分かるように描いてはダメ。
 というのは、今現在当然のラインとされているようです。
 だから、どう修正すればいいとかっていう問題じゃなくって、そもそも修正するようなものを描くのがアウトっていう。
 (「今現在」と書いているように、このNGラインはコロコロ変わります。)



「妄想界の住人は生きている。〜今、かなりヤバイことになっているようです。」より引用



こちらのエントリーを読んで驚愕。「そもそも修正するようなものを描くのがアウト」ってそんな無茶な。

上記は商業誌での話ですが、コミケット準備会は今までワイセツ図画については「商業誌に準拠するレベル」を推奨してきた事もあり、商業誌の表現レベルはそのまま同人誌に影響する事となります。

「性表現の基準は「商業誌」レベルのものとし、ワイセツ図画に該当する画の部分には、修正を行う」


〜コミケットアピール72P11「コミケットにおけるワイセツ図画についての注意事項」より


ここ数年「同人誌より商業誌の方が描き込みヤバイよーな…」「男性向けよりBLの方が描き込み度合がヤバイよーな…」と感じたりしていたのですが、最近になって商業での規制がこんなに大変な事になっていたとは知りませんでした。


また昨日はこんな記事も…
日本同人誌印刷業組合_成人向けジャンルの方へ重要なお知らせ 〜「萌えプレ」7/6記事より

松文館裁判からこちら、性表現について業界内ではあわただしい動きが見られるようになってきたように感じます。夏コミ直前ということもあり、敏感にかつ冷静に見守り対応していきたいものです。(何度も印刷所から「修正が甘いんですけど…」とリテイクをくらっている私にも他人事ではありません。各自、夏コミ会場で販売停止をくらわない為にもwww)



「何でも規制すりゃいいってもんじゃねーだろー!」と叫びたい気持ちももちろん大きくあるのですが、規制が厳しくなったらなったできっと灰の中から産まれる火の鳥のようにその合間をぬった新しい表現が産まれてくるに違いありません。それが文化というものです。そう考えるとその新しい時代の表現もちょっと見てみたいような気もします。




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2004年10月05日
道程
 同人アンソロばかりを出している某出版社から郵送でアンケートが来ました。そのアンケートは某週刊少年誌の連載作品名とメジャー所ジャンル名がずらーと並んでいて「この中で活動している、今後活動するジャンルはありますか」「これ以外でこれから活動するジャンルはありますか」等々、実に現在の同人界のジャンル迷走っぷりを感じさせるアンケートでした。てか今まで散々イナゴだかジプシーだかを煽って商売してきた出版社が今更作家にリサーチしてるようなプライドのなさでどうすんだ『オレの前に流行ジャンル道はない。オレの後ろに道がある』くらいの気概を持って欲しいもんだなあ。などとボーっと考えてしまったりするわけです。(まあついでに言いますと私の現活動ジャンルは空からスペースコロニーが落ちてきてもその出版社からアンソロなんか出せるはずがないジャンルなので私に聞いたところで往復送料が無駄なだけでご愁傷様なんですが)
 そういえば「とらのあな」の月例報告書の後ろのほうにあるコラムも最近は「今は次の流行ジャンルよめませんトホホ(意訳)」ばかりで、本当に今はジャンル迷走時代なんですね。まあアマチュア同人誌界にとっては流行なんて現状や結果を見て語ればいい事であって流行の先を読む必要はないわけなんですが、しかし企業においては流行の先読みは必要なわけで、アマチュア同人誌で便乗商売している会社は大変ですよねえ。

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