昨年、コチラにとあるコメントが寄せられた。ちょっと探し出すのが大変なのでうろ覚えで恐縮だが、おおまかに言って「夜沙さん(私)らしくない記事ですね」とかそのような内容のコメントであった。
私はそのコメントを見て思った。「この方の考える夜沙さん(私)像ってどんなんなんだろうか」と。そして決定的に鈍い私はその時初めて、私のブログを読みに来て下さっている方々全てに違った「作者(夜沙さん)像」があるのだなあという事に気がついた。
そこで読者の持つ作者像にあわせようと努力してしまう程には私は若くないのでwww、そういうコメントを頂いたからといってその後記事の内容がどう変わったってわけでもないのだが、それでもそのコメントによって私の意識の中に「何か」が生まれたことには間違いがなかった。

いつでもどこでも自然体な人などいるわけがない。どんな人でもその場のTPOにあわせて自分を作っている。(そうじゃない人がいるのだとすれば、それは「超天然」でハイパーKYな人だ)そしてそれはインターネットにおけるコミュニケーションが実社会の延長である以上、当然ブログの上にもあてはまる。このブログを始めた当初私は何も考えていなかった。本当にこれっぽっちもなーんにも考えていなかった。その頃がきっと私の「素」に一番近いだろう。記事が少しずつ増え、コメントを頂ける様になり、それにレスをつけたりし始めた頃に私は「このブログの作者」というキャラクターを無意識下に作り始めたのだと思う。それは他人の目を意識したことによって、その場のTPOにあわせようとする私の中の社会性がそうさせたのだろう。
そして私は今までそんな事気にしなーい(゚ε゚)で実際意識した事も考えた事もなかったのだが、前述のコメントを頂いたことでそれに気がついてしまった。気がついてしまうと何かが重い。一記事UPする毎に自分が何かに縛られていくような、そんな妙な錯覚にとらわれる。

そこで逃げ場を求めて開設したのが昨年末に作ったもう一つのブログ(コレ)だったりする。
しかしこちらからリンクを貼り、同じHNでやっている以上、ここで出来上がった「夜沙さん」のイメージからの完全脱却はありえない。んなこた承知の介だ。でもなんか逃げるのは癪なのだ。私はへんなところで負けず嫌いなのだ。
本当に本気で「夜沙さん」のイメージから逃げる気ならば全然違うHNで誰も知らないところで再出発すりゃあいいのだ。オタ系ブログでも始めて深夜アニメ感想とか今週のジャンプ!とかニコ動MADとか貼りまくって萌え〜とか言ってりゃいいんだ。………ああ、なんかそれも楽しそうだなあ(*´Д`)……いやいやいや。それはまた別の機会にとっておこう。

とにかくここのところの私はブログ更新に「奇妙な重さ」を感じている。それは間違いがない。それが上記のような自らの作り上げた「作者のイメージ」に囚われてしまった為なのだとしたら、他のブロガーの人もやはり同じような事を考えて、更新停止したり閉鎖してしまったりするのだろうか。いや、ブロガーに限らない。普通のサイトオーナーの人や同人サイト運営者なども似たような事を考え、悩んだりはしないのだろうか。
正直、読者の方の「夜沙さん像」を完膚なきまでに叩きのめすような極悪記事を書いて「もう来ねえよ!」とアクセス数が激減したら、逆に気が楽になるのかもしれないなあなんて思ったりもする。それは自己破壊衝動というものだろうが。(まあ気が楽になる前に、炎上して閉鎖するのがオチだろうから、考えただけで面倒なんでやりませんけども)

とかいう話を同人友達にしたら、彼女は言った。「同人誌の部数が増えるのと似ているね」と。まさにしかり。




というわけで更新に気が重いことには間違いないのですが、私は前述の通り変なところで負けず嫌いなので、重ければ重いほど逆に「意地でも続けてやるぜ」と気合が入っております。(まあ本気で重くなったらとっととトンズラする気マンマンなのでお気楽なもんですがww)
そんなわけで今後ともこちらもあちらもよろしくお願いいたしますww


関連記事・「ペンネームは変身の呪文

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2007年12月13日
突然ですが
突然ですが
もう一つ別にブログを立ち上げました。

「引き篭もりのアマデウス」http://amaofhicky.jugem.jp/

とか言ってまだ記事2つしかありませんがww

前々から考えてはいたんですが、めんどくさくてなかなか実行出来なかったのです。んで何で今この時期に……って言ったらアレですよ。冬コミ原稿からの逃避……ゴホゴホ。いやまあそれはともかく。

ネットとかブラブラ見ていて、ニュース見たりとかよそのブログ読んだりとかした時に「うわーこれにトラックバックうって記事書きたい〜」と思ったりする時もあるんですけど、同人系以外の話題だとここには書きにくいんですよね。ここの読者の方も新着見に来て同人と関係ない話だったらなんだよと思うと思うし、相手が普通の人だったら腐女子同人サイト(ブログ?)からトラックバックうたれたら腐女子自重と思うんじゃないかと思うしww
ブログにはある程度ジャンル縛りがある方が読みやすいと思うんですけど、縛りにとらわれないものが書きたい時も人間あるじゃあないですか。んで普通の雑記日記ブログもやりたいなーとずっと思っていたのです。

とは言っても私が書くもんですからまあたいした事書けるわけでもなく、突然更新マメな人間になれるわけでもないので例によって月に2−3回の亀更新になりそうな予感はしますがww気が向いたらそちらも見に来ていただけるとうれしいです。


それにしてもよそのブログをいじってみてシミジミわかるライブドアの便利さよ。気分を変えて別のところにしたけどライブドアにしとけば良かったかな〜。

22:23 │comments(0)trackback(0)    ブログパーツ
 
2007年12月07日
ご覧のみなさまへ
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

ここのところコメント量が増えてとてもありがたく思っています。みなさまのコメントにいつも納得したり感心したり新しい発見をしたり、読むのが本当に楽しみです。ただ、今までは出来る限り全てのコメントへレスをつけるようにしていたのですが、コメントが増えてくるとなんだかコメント欄が独立した掲示板のように見えてきたりもして、今更私がでしゃばるのもなんだかなあとか思って気が引けてしまう事もあったりします。それでなくてもたいていは私は記事中に自分の意見を書いてしまっているわけなので、レスにあまり発展性のある事を書けなくて申し訳ない気持ちになる事も多かったりもします。

これからも出来るだけコメントにはレスをしていきたいと思っていますが、コメントが手に負えない量になった時や、今更私がなんか言う事はないなあという雰囲気になった時などにはレスをつけないことが今後もあるかもしれません。でも決して読んでいなかったり放置したりしているわけではなく、全ての書き込みをありがたい気持ちで拝読させていただいておりますので、レスがない時には申し訳ございませんがご了承下さい。

私信・「同人クリエイターの歪んだプライドと自己欺瞞 」にコメント下さった名主さま、面白いお題提供ありがとうございます。考えさせられた事もあり、ぜひ記事で返信を書きたいと思っておりますが、ご察しの通り現在冬コミ前でそれほど時間をかけて気合を入れた記事を書く余裕がありません。今しばらくお待ち頂ければ幸いです。

19:30 │comments(0)trackback(0)    ブログパーツ
 
またもや現在アクセス数が増えているので、この折角の機会に言いたい事を言ってしまおうのコーナーです。先日「そんな事滅多にないから」とか書いたのに舌の根の乾かないうちに再度の機会が来てびっくりですが。

コメント欄を見ていると「応援してます」ですとか「いつも読んでます」「楽しみにしてます」などと書いて下さっている方がたくさんいて、嬉しさで涙が止まりません。ありがとうございます。そんないつも読んで下さっている、応援して下さっている、これからも楽しみにして下さっている皆さまに私から一つお願いがあります。聞いていただけますか?


私の為に300円を投資して下さい。


その300円は封筒に入れ財布とは別にしてかばんに入れておいて下さい。そして次に同人誌即売会へ行った時、すべての用事や買い物が済んだ後に、その300円で「自分の好きなジャンルで島中のサークルの、いつもなら買わないだろうと思われる本」を1冊買って下さい。例えば絵が好みじゃないから敬遠しているサークル、表紙が1色刷り絵無しでどうにも地味な小説本など。サークルが一桁しかないような弱小ジャンルでないならばそういう今まで手にとらなかったサークルが一つや二つあるでしょう。300円あればそこそこの厚さの本が買えるでしょう。

そしてそれが意外に面白かったら、その人に感想を送ってあげて下さい。


もう夜沙さんばっかりちやほやされててむかつくんですよ。私の同人誌は全然売れてなくて感想も来なくてこんなに寂しい思いをしているっちゅーのにこのブログばっかり「楽しみにしてます」とか言われて夜沙さんにジェラってんですよ。私のサイトは本日のアクセス数3とかなのにここは3000とかありえないですよ。私は漫画描きのはずなのにブログの文章が面白いとか言われてなんだかなもーなんですよ。もー。

というわけで、冬コミで上記を実践してくれた人が運良く私のサークルに当たって、1冊でも多く売れて更に感想が来たりなんかしたら嬉しいなーと夢を見ながら、冬コミ原稿に取り掛かりたいと思います。そしてこの企画は他のみなさんにも夢のおすそ分けになるかと思いますので、どうぞみなさんも原稿がんばって下さい。


コミケ・同人誌 - livedoor Blog 共通テーマ

20:30 │comments(25)trackback(0)    ブログパーツ
 
うわー。なんかアクセス数がすごいことになっててびっくりしましたよ。よっぽど前のエントリ「同人クリエイターの歪んだプライドと自己欺瞞」に思うところがある人が多かった(のとエントリタイトルに集客力があったw)のでしょうか。
今現在人が大勢来て下さっているようで、次にこんな機会がいつあんのかわかったもんじゃないので、せっかくのこのチャンス!に私の言いたい事をばばーんと言ってしまいたいと思います。
(前エントリーにはコメントもたくさん頂けて感謝です。一つ一つが考えさせられる内容でレスに時間がかかりそうなので、レスはしばらくお待ち下さい。申し訳ございません)


言いたい事。……私の同人誌に対するスタンス。私が考える「同人誌とは何か」。その辺を簡単にまとめてみたいと思います。

1)同人誌ってのは何でもありだから面白い。
参考エントリ「同人誌でお小遣い稼ぎ
上記を読んでもらうとわかるのですが、私は「同人誌で金儲けをする事」を肯定しております。同人誌というアマチュアの世界、しかも二次創作でビジネスを展開する事に嫌悪感を持つ方もいらっしゃることでしょうが、私は肯定派です。マンガ界隈のクリエイターが商業誌ではなかなか自由に出来ないような、自分なりのプロデュース、自分なりのビジネスアプローチ、自分なりのマネージメント、それが出来るのが同人誌界です。色々な可能性が広がる世界は楽しいじゃないですか。面白じゃないですか。ですから大手が流行を追いかけるのも肯定しております。それはビジネスの手段の一つに過ぎず、作家にそれに伴うだけの実力がなければ自然淘汰されるものだからです。


2)つまらない本が増えているのは「描き手」ではなく「読み手」のレベル低下によるものである。
参考エントリ「エンピツ君の悩み
私は作家を育てるのは読者であると常々思っております。たとえばクソつまらない本を作る大手が牛歩販売をしている例をつい先日のエントリ「スタバな大手様」に書きましたが、その文句はよく読んでいただければわかるのですが「あんな所に並んでいる奴らはどーかしてんじゃないの?」と並んでいる客に対しての文句です。サークルに対して文句は言っていません(なのでコメント欄でその後展開された意見の交換は、実は誤解から発しているものです)。牛歩戦術というものは「とりあえず列があれば並んでみる」という日本人によく見られる群集心理を利用したものです。「列があるからよくわかんないけど並んでみる」などというバカがいなくなれば同人界における牛歩サークルも消滅するのです。並んでいる人がそういう迷惑なサークルを作っているのです。
よく嫌われているつまらない本、手抜きな本、高すぎる本、天プラ本、首挿げ替え(小説ならば名前置換)テンプレ本、これらは全てそれを求める人買う人読む人ありがたがる人要するに需要がなくなれば消滅するのです。需要が供給を呼んでいるのです。
自分が読んで「面白い!」と思える本を増やしたいのならば、まず埋もれている面白い本を探す、面白いと思った本を積極的に友人に紹介したりリンクを貼ったりして需要を伸ばす協力をする、作者に感想を送って作者のモチベーションを高める、等など、読者側から出来る事があるはずです。島をくまなく巡りお宝を探す努力もせず「最近の本はつまんねー」とか言っててもしょーがないのです。
というわけで、島の片隅に埋もれている私のよーな弱小サークルの本もぜひ買ってみて下さい。意外と面白いかもしれませんよ?(笑)


3)「いい作品≠面白い、楽しい」だから同人誌は面白い。
参考エントリ「同人誌のフシギ
同人の楽しみとは「良い作品を読む事」だけではありません。皆で同じジャンル同じカップリングで盛り上がる祭りな楽しみ、ペーパーの片隅で熱く語られたフリートークに共感する喜び、会場で好きなコスプレを見る嬉しさ、その他色々。同人誌界の楽しみ方は千差万別、一人一人が違う楽しみ方を持っている。そのような多様性を許容し内包していることが同人誌界の魅力であると思っています。
より大勢と盛り上がりたいから、より大きい分母の流行ジャンルを短期間に渡り歩く。それのどこが悪い事でしょう。愛がない?愛ってなんですか?


4)読んでもらってナンボ
参考エントリ「ジャンル移動の罪悪
上記そのままです。一人でコツコツ作品を描くその作業自体が楽しい、誰にも見てもらう必要はない、と自己完結している人はそれはそれでいいのです。自己完結しない人々、自分の作品を誰かに見て欲しい、誰かに共感して欲しい、誰かを喜ばせたい、誰かを笑わせたい、誰かをシアワセにしたい、そういう「誰か」を求めている人たちが即売会(オンラインも)で作品を発表し、まだ見ぬ誰かを探しているのです。まず出会い手に取られ見てもらい読んでもらわない事にはその物語は始まらないのです。


……これらは私の考えるところです。もちろん反論反対意見もあるでしょうが、正解は一つではありません。法に反しない限りにおいて全ての人の意見全ての人のスタンスを認めてくれる、それが同人誌界であり、それが同人誌の最大の魅力です。


このエントリーは前エントリーのレスを考えているうちに何か私のスタンスが誤解されているような気がしたので「とりあえず一度自分の考えをまとめてみよう」と思ったものです。まとめレスと思って頂いても結構です。私は一貫して上記のような考えをもってこちらのブログのエントリーを書いておりますが、読んで私のスタンスの方向を読み違えされているのだとすれば、それは私の稚拙な文章力故です。精進したいと思います。

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このページは同人誌・オタク・腐女子系話題を取り扱っています
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