勝手な同人用語シリーズその9 「当たり/はずれ(絵)」

作中の性交シーンにおける結合状態の図で
「なんだよこれ入ってねーよ。この体位じゃ抜けるよ」
「チンコ曲がってんじゃねーの?」
とつっこみ入れたくなるような
雑技団様人体からみ図の事を「はずれ(絵)」と呼ぶ。
逆にちゃんと入ってそうな絵は「当たり」となる。
当たり絵の中でも特に、簡単なラフ下書きの段階で
一発でジャストフィットでパーフェクトな絵が描けた時を
「ホールインワン」と(私が心の中で)呼ぶ。


「はずれ(絵)」の原因は
ほぼ9割までが基礎デッサン力不足によるものだが
無理な体位、無理な構図へのチャレンジ精神が
はずれを呼ぶこともある。
また、絡みシーンになると突然受け側キャラが縮む
(もしくは攻キャラが巨大化する)病によることもある
(ブログ主の実体験による。オレだよオレオレ。)


不幸にしてはずれてしまった時の対処法
1)腰のあたりに謎のシーツや謎のシャツなどを
上から描きこんでみる。
(上級・観葉植物などを画面手前に配置して隠してみる)
*効果トーンを上から貼ってごまかそうとすると
その箇所を逆に目立たせてしまい
事態が悪化してしまう事が多いので要注意。
2)結合部あたりにフキダシを上から描きこんで
適当に「アッー!」とか書いてみる。
3)「スマタもいいよね〜」と現実逃避してみる。
4)描き直す。
5)後で描き直そうと思いつつ放置して
結局時間切れでそのまま入稿し
そんな絵はなかったこととして忘れる。


5)を選んだ場合は、9割9分の確率で
次回以降にも再発します。(実証済み)
まあ、変な棒が変な穴に入ってるとか入ってないとか
そんな事は長い人生の中ではたいした問題じゃありません。
気にせず生きていきましょう。

03:37 │comments(5)trackback(0)    ブログパーツ
 
同人誌作家の7不思議〜

・気合を入れて申し込んだコミケほど落選する不思議〜

・当選した時ほど、申し込み時とジャンルが代わってしまっている不思議〜

・印刷所の予約を入れると、〆切日の直前に職場の暑気払い飲み会が入ってしまう不思議〜

・データが飛んだ時に限って、バックアップをとっていない不思議〜

・原稿進行状況がせっぱつまっている時ほど、ブログの更新がマメな不思議〜

・自分が気に入っている本ほど売れない不思議〜
そしてイキオイで出した手抜き本ほど読者の受けがいい不思議〜

・「次はこんな本!」と予告すると、その本は出ない不思議〜

・余裕を持って表紙を早めに先行入稿した時ほど、直後に新たな萌えが降ってきてその表紙が使えなくなる不思議〜

・そんな未使用表紙が印刷所にどんどん貯まっていってしまう不思議〜

・大勢ゲストを呼んだアンソロを企画すると、人数分の原稿を集めるのに時間がかかり、いざ発行となる頃には萌えが冷めていて企画主催本人の原稿はないがしろな内容になってしまいがちな不思議〜

・オンリーイベントを企画すると、当日には主催も協賛もみんな別ジャンルになっている不思議〜



そして7不思議と言いつつ数えてみると何故か7個以上ある不思議〜(笑)
こんな不思議現象に負けず、みなさま夏コミに向けてがんばりましょう……(何故か語尾が弱気な不思議〜)

18:34 │comments(7)trackback(0)    ブログパーツ
 
2008年06月08日
推定1%の希望
先日、とある同人作家さんとお酒の席をご一緒する機会があった。その方は私よりちょっと年上で、同人誌においては私よりはるかに長く活動していらっしゃる、同人歴では大先輩にあたる方だ。そしていつも私の知らない面白い話を色々聞かせて下さるので、その方とお会いするのはとても楽しみだったりする。

先日の酒席では、彼女はこんな話を聞かせてくれた。
まだ20代前半だった頃、彼女は同人誌からスカウトされて、とある出版社で担当編集者がついてネームを提出しチェックを受けたりしていた。そんな中で、作品ネームのある1シーンについて編集者から「ここのシーンはわかりにくいので、これこれこーした方がいいよ」とアドバイスを受けた。対し彼女は「確かにその通りだ。編集さんの言った通りの方がわかりやすい」と思ったのと同時に「そのシーンでくどく説明するのはダサい」と思ったのだそうだ。そのシーンではたとえわかりにくくとも、いやわかりにくい演出をあえてしたいと。そんなわかりにくい演出をあえてした、その意図をわかってくれる人にだけわかってもらいたいと。そしてその後、彼女は担当して下さった編集さんに「同人誌で描きたいものがあるから」とお断りをして商業誌への道から降りた。より大勢により普遍的にわかってもらえる面白い作品を提供するのが商業誌ならば、自分の求める道はそれとは逆方向にあるのだとその時に気がついたから、と彼女は語った。それから彼女はずっと、そして今でも同人誌で作品を発表し続けている。


そんな話を聞いた後日、今度は別の友人と酒を飲みに行った時の事。今度はやはり私より少々年上で、プロの小説家をやっている人だったのだが、そんな彼に私は「なんで小説家になろうと思ったの?」と聞いてみた。すると彼は「自分が若かった頃はまだインターネットもなく同人誌の世界も今ほど広くなく、長編小説を発表したい、誰かに読んで欲しいと思ったらプロになる以外に道がなかっただけ。もし今のようにネットや携帯小説のような気軽に発表出来る媒体があったらプロになろうとは思わなかったかもしれない」と答えた。聞いた私は、なんて単純でわかりやすい動機だろう、と思った。そして更に彼に、先程の同人先輩から聞いたエピソードを話してみた。彼の意見は「自分だったら、編集さんの言う事がもっともだと思ったら言われた通りに直すなあ。それで読者に話が伝わりやすくなるならその方がいいから」との事だった。


同人誌先輩の彼女の言う事も、プロの小説家の彼の言う事も、どちらも間違っていない。どちらも正解だ。そして彼らに共通しているのは「自分は何が書きたいのか」「自分の作品を誰に見せたいのか」「誰にわかって欲しいのか」という対象が明確だということだ。私はそんな彼らがとてもかっこいいと思った。


私自身はと言えば作品に対してそこまで確固たる自信やこだわりを持つに至っていないので、誰かに「こーした方がいいんじゃない?」とか言われたら「そーかも……」とホイホイ直してしまいそうである(笑)。プライドを持って自作に取り組む上記の彼らがかっこよく見えるのはそのせいだろう。
そんないまいちプライドがない私としては、100人読んで99人が「わかんねーつまんねー」と思ったとしても、1人わかってくれる人が「わかるー面白いー」と思ってくれればそれでいいんじゃないかなーくらいの気持ちでいる。果たして割合として1%いるのかどうかわからないが、0でなければそれでいい。割合を上げるよう努力する事は良い事だと思うが、その努力はちょっと方向性を間違うと「100%にどーでもいいと思われてしまう」無難ではあるが面白くも何ともないものになってしまう危険性がある。私のような凡人は特にその危険性が高いので、あまりそちらにこだわらずに「0%じゃなきゃいいかー」くらいの気持ちと自己満足で執筆活動を続けた方が精神衛生上にも結果的にも良いような気がするのだ。「どうせ趣味なんだし」という言葉は嫌いだが、気楽に物事を構えることも時には必要だろう。

そうは言っても完全に0%確定の自己満足オンリーだったらやっぱりちょっとツライわけで、たまーーーーにでも「面白いです」「次の新刊も楽しみにしてます」と言って下さる人がいてくれるおかげで少なくとも0%ではない、1%の存在を信じる事が出来て、私は今日まで同人誌を続ける事が出来ているんだなーと思う。(それはこのブログも同じかもw)

99%に「つまらねー」と思われたり嫌われたりするのは辛い事かもしれないけれど、それを恐れていれば1%にわかってもらえる喜びもない。そして私は今日も99%に「つまらねー」と思われるであろう原稿(や、ブログの記事)を黙々と書いているわけだ。
ていうか、夏コミ無事スペース受かったのでがんばって描くぞー!1%の理解者との出会いを願い夢見つつ!

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ITと人間の意外な関係『36歳になって思う「プログラマ35歳定年説」 』竹内義晴〜CNET Japan
http://japan.cnet.com/blog/itheart/2007/11/20/entry_25001908/


上記の記事を読んでインスパイアされ、「そのうち『同人誌作家35歳定年説』で記事を書こう」などと思って上記ページをブクマしてあったんですが、しかしプログラマは「職業・仕事」で同人誌作家は「趣味・遊び」、前提条件が違うため無理やりこじつけるにもやはり無理がありすぎて(笑)まとまりそうにないのであきらめました。
(ただし同じ「モノ作り」という視点で見ると共通点も多く、非常に興味深いエントリーであったので、半年もたってしまって今更なのですがご紹介しておきたいと思います。興味のある方はご覧下さい)


『同人誌作家35歳定年説』は書く前から挫折してしまったわけですが、まあ一般的に35歳前後と言えば、社会的にも家庭的にも一番忙しい時期であり、単純に「趣味に割ける時間が減る」=「なんとなくオタク趣味(同人誌活動含む)から疎遠になる」=「いつの間にか引退」ってのが多いのは当然じゃね?と言われてしまうと「実にまったくその通り」で終わってしまう話なのでwwwテーマとして初めからあまり意味がなかったかもしれません。でもせっかくなので蛇足的ではありますが「私がなんでそんな事を考えたか」について書いてみたいと思います。


同人誌作家の楽しみには大きくは3つの側面があると思います。3つのモチベーションと言ってもいいのですが。

1に「同人活動そのもの(コミュニケーションの場として、非日常のお祭りとして、またフリマ的なお店屋さんごっことして等)を楽しむ」面
2に「創作活動を楽しむ」面
3に「自己表現を楽しむ(自己顕示欲を満たす)」面

どの面を重視するかは人によって違いますし、どの面を重視していたとしてもどれも間違いではありません。なのでこの3つを比べて一概に「どの比重が大きい」とは言えません。「モノ作り」という意味だけで考えれば2と3になりますが、それも2>3の人と、2<3の人では違ってきます。ただ同人誌作家としての活動を考える時に多くの場合で、3つの側面が微妙なバランスで干渉しあっているとだけは言えると思います。

2の「創作意欲」は、年齢での変化は多少はあるかもしれませんが、どちらかといえば環境や心境の変化の方が大きいのではないかと思います。

3の「自己表現」ですが、これが「自己顕示欲」に基づいたものであるとして、そして自己顕示欲という欲求の根源が、人間の本能・動物学的なところでの「性的アピール(孔雀が羽を広げるが如く)」にあるとすれば、生殖適齢期ごろに一番活発になり、適齢期を過ぎたところで自然に欲求が低下しいわゆる「落ち着いた」状態になったとしてもおかしくありません。そしてそれがちょうど(現在の日本では)35歳前後くらいなのではないかと。

2と3は「モノ作り」という点で密接に関係しています。「3・自己顕示欲」が枯れてその影響で「2・創作意欲」が減退した、という事も決して少なくはないでしょう。
上記から、「3・自己顕示欲の低下」というか「なんか落ち着いちゃったわ〜」という状態がだいたい35歳前後にあるとすれば、その頃に「引退」となっちゃう人が多くてもおかしくないんじゃないかなーと思った次第で、それならば『同人誌作家35歳引退説』でエントリーを1本書くことも出来るかな?と思ったのです。


ところが「2・創作意欲」ってのが曲者で、先に「環境や心境の変化の方が大きいのではないか」と書きましたが、簡単に言っちゃうと「新しい萌えジャンルが降ってくる」と簡単にモーレツUPしちゃったりするんですよねこれがwwwそうすると35歳とか全然関係なくなっちゃうし、だいたい一般的に女性の性欲は30代後半からUPするとか言われているわけで、もし性欲と萌え妄想に因果関係があるとするならば、30代後半からものすごいイキオイで萌え→妄想→創作となることがあっても全然おかしくないわけです。

そんなわけで『同人誌作家35歳引退説』はやはり無謀wwというのが私の結論なのでした。


35歳とか年齢とかは全然関係ない話になりますが、「3・自己顕示欲」の減退→「2・創作意欲」の減退というパターンとは逆に、「3・自己顕示欲」はあるのに「2・創作意欲」がだけがなくなってどうにも苦しいという人、それも2と3(創作関係)だけの話だったらまだ良くて、そこに「1・同人活動そのものの楽しみ」が加わって「同人はやりたいし新刊もってイベント参加はしたいんだけど、どーにも描く気力もネタもなくて、本を作るのがとってもしんどい」なんて愚痴を聞くことも多いです。そのような「2の意欲低下→1及び3は低下せず苦しい」のパターンにはまった事がある人は結構多いんじゃないかなーなんて思います。なーんて私にもそれは大いに経験があるわけですが。ま、そういう時は「新たな恋(ジャンル)との出会い→妄想→創作意欲もりもり」の到来を天に祈るしかありませんねwwww
「3・自己顕示欲」はほとんどないが「2・創作意欲」は高く、発表する気はない原稿を描いているだけで楽しい〜という人もいます。そういう人は一人で自己完結出来るので趣味としてはベターかもしれません。が、「3・自己顕示欲」がなさすぎる人は、誰かプロデュースしてくれる人がつく等しないとなかなか「自己表現・発表」→「1・同人誌活動」へ発展しなかったりもして、端から見ているともったいないなーなんて思うことも。(でも本人はもったいないとか思わないんですよねそーゆータイプの人は)

平和で順調な同人誌作家活動には3つの要素をほどよくバランスよく持ち合わせる事が重要だよなー、なーんて思います。


*一応言っておきますけど今回は「同人誌作家」=「書き手」の話ですので、「読み手」「イベンター」「レイヤー」等別の側面で同人誌活動を楽しんでいる人の場合は除きますよ。念のため。

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2008年04月11日
運命の赤い糸のクズ
スクリーントーンを貼っていると
赤い糸クズ埃が原稿とトーンの間に
いつの間にか入っている事ありませんか?
あれって何故か「赤」だけが目立つんですよね〜。

と前々から不思議に思っていたのですが
ある日、友人と原稿やってる時にそんな話になって
その時に友人から聞いたのです。

それは小指と小指がつながっているという
いわゆる「運命の赤い糸」の成れの果てだと。
そしてトーンの間にその赤い糸クズゴミが
入らなくなった時、その時が
その人の「運命の赤い糸のストック切れ」の時で
それ以降は赤い糸で結ばれている誰かと
出会う事はなくなるのだと!

それは女性漫画家アシスタント業界の
通説なのだそうです。
(友人がそう言っただけなので本当に
通説なのかどうかは知りませんが)


その話を聞いて以来、トーンを貼っていて
赤い糸クズ埃が入っているのを見つけると
「ああ私にもまだ運命の在庫があるらしい」と
ちょっとホッとしたりするのでした。


…とか書きながら〜
なんか最近見てないよーな気がするのはきっと
原稿作業がデジタル化しちゃったせいですよね!
きっとそうですよね!ハハハハハ!

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このページは同人誌・オタク・腐女子系話題を取り扱っています
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